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Rune guitar

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ギターリペアマンの視点から、仕組みやパーツなどにまつわる話しを綴っています。

やっと1本出来た

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 Curionの"Rock"がようやく完成。4月から5月、6月とやたらメインの仕事(修理の方ね)が立て込んでて、先に仕上がった"Classic"から随分と間が空いてしまった。よくよく考えれば"Rock"は一番最初にHPで発表したモデルなのに、販売用の商品が今頃完成とは....。
 まぁいろいろ手直し入れたからなぁ。型も作り直してるしね。お陰で完成度は上がってるから熟成期間としよう。


 で、本日、石橋楽器店池袋店様にサンプルとして預けてまいりました。以前、エレキ担当者の方からお電話をいただき、出来上がったら見ていただく事になってたのだ。気に入っていただけるとよいのだが。

 元々、このCurionというギターは判り辛い所がある。フェンダー系のツラをしていながらそういう音しないし、スケールがちょっと短いとかヘッドにアングルが付いてるとかナットの位置が違うとかトーンじゃなくて変な物がついてるとか、説明されないとわかんないコトだらけだ。

 でも、鳴りというのか響きというのか、アンプに繋がず生で鳴らした時の音は少々特徴があると思うので、皆様もしチェックされる機会があったらまずアンプラグドで。ジャラ〜ンっていいます。
 あとチューニングね。コードのトーナリティーについては、ストレス溜まるトコなのでかなり意識してるつもり。ま、フレットがちとデカイので、グリップ強い方だと怪しくなるが。

 この2点については説明無しでも体感していただけるんではないだろうか?特に今までフェンダー系のギターを長く使われていた方にとっては判り易いと思うのだが、外見が外見だけに最もチカラを入れた部分が見えにくいというのはなんともモドカシイ。


 ん〜、まだまだ修行が足りんかの....?
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by rune-guitar | 2010-07-06 01:51 | guitar repair

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