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Rune guitar

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ギターリペアと日々のコト・・・

トラスロッド

 本当は”これから〜”の3に行きたかったんだけど、その前に。

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これはトラスロッドを交換するところ。ロッドの先端(ロッドナットが付いてる所)が折れちゃったのだ。最近では折れた所をちょっと深くほじくって、またナットを付けられるようにする治具もあるけど、それでは根本的な解決にならない場合も多い。なぜか?


 答えは簡単。通常ロッドが折れるという事は滅多に無いのだよ。折れるという表現もどうかと思うが、つまりは5mmとかある金属の棒をねじ切っちゃうってのは相当なチカラを加えてる訳さ。もう締め込めない、回らないのに回すから折れて(ねじ切れて)しまうのであって、そこまでロッドを締める理由はタダ一つ。

”順反りが治らないから”

 これに尽きる。いやホントは回る筈がロッドナットが固着してたとかいろいろあるんだけど、それでも大元の原因は”順反り”ですよ。しかも過度の。

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こっちの画像はちょっと判りにくいかな。まだ溝の中にロッドが埋まってて、本来はこの溝に上から埋木がされて、その上に指板が貼られている。これは埋木を取り除いた所ね。
 で、トラスロッドはこの溝に真っ直ぐの状態で仕込まれてるのではなく、少し湾曲して入っている。つまりネックが真っ直ぐの状態では、ロッド自体は順反りのようになっているッて事。

 溝の一番深い所は楽器によって違うが、だいたい6f近辺が多い。12〜13fの辺りには回転止めのアンカーが付いている。

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 さて、弦の張力でネックが反ったとしよう。ロッドナットを締めるとアンカーまでの長さが短くなって、湾曲部分がぴんと張った状態になる。すると一番溝が深かった6f辺りが出っ張ってくる事になって結果反りが治る訳だ。
 ね、こんな程度の構造だもん。初心者が回したってそう簡単には折れないよ。

 しかし、ネックそのものの硬度が低い場合、順反りが取れない事は多々ある。材が柔らかすぎて弦の張力に対抗出来ないのだろうね。こういう時に起こるのだよ、ロッド折れ。まあそのロッド個体そのものの欠陥なんかもあるのだろうが、もう回らないのを無理して回すとやっぱ折れるのかな。


だもんでこのギターには順逆両対応、ツインロッド(もしくは2way ロッド)なんてのを使わせて頂く。(画像忘れた 今度ね)ロッドが2本で一組なので弦の張力にも強いしね。

さ、後ひと息、がんばろ。
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by rune-guitar | 2013-05-11 00:45 | guitar repair