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Rune guitar

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ギターリペアと日々のコト・・・

カテゴリ:guitar repair( 56 )

 おかげさまでオリジナルキーホルダーが好評であります。特に作りの部分でお褒めの言葉を頂けているのは技術者冥利に尽きますな。嬉しいかぎりです。ご購入いただいたみなさまありがとうございます。まだ届いてないお客さま、来週早々まとまった出荷が出来ますのでお待ち下さいね。

 しかしこのキーホルダー、ほんと通常のフレット打ちなんかとやってる事は変わらないので、ある意味

”これが僕のリフレットの腕前です” 

と言っているようなもの。おいそれと手は抜けないのだった。だが数を作ってみて初めて結構大変な仕事になっているコトに気づき始めたところである。正直ここまで気に入ってもらえるとは思ってなかったのでね。う〜む、どうしよう。

 日中は通常の業務があるので、作業はもっぱら夜中になる。まあ残業ってとこ。もちろん食事やらなんやらで21時すぎから作業場に戻る訳だが、午前0時を回る頃にはもう考え事とか思考が違う方に行っちゃってて、そんな時にこんな物を作ってしまったりする。
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 お〜メイプル指板?...って思うでしょ?。影見て、影、なんか変だべ。そう、スキャロップなのである。
 
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 もちろんコレは試作品。というか作ってみただけで、販売用の品ではない。前によく来ていただくお客さまに自分が使ってるキーホルダー(画像のローズの方)を見せたら、その方はアコギが好きなのでマーチンのD-45みたいなのがイイって。エボニー指板にヘキサゴンのインレイ。セルも巻いてね。ひ〜っ。今、ちょっとその体力無いなあ...。

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 ん〜、でも指板を削る体力はあったみたい。日々ちょっとづつだけど気分転換的に作ってたら出来たぜい。


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 よく見るとフレットも太いでしょ。こりゃあもう”あの方”ですわ。ね、指板だけ、しかもミニチュアみたいなのからさえ連想されるってあの人やっぱスゴイよ。うん ”俺様”バンザ〜イ。あ、僕の事じゃないですよ。”俺様”ね。


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 むふふ..なんか笑っちゃうでしょ、本物のネックと比べると。親ネック、子ネックみたいな。でもこれ作るのはかなり手間。指板削って更に塗装までしなきゃならないからね。¥10,000くらいになっちゃうかな。現実的ではないね。

 夜中の作業は良くないわ。こういう金になんない事やりだすから..。だったら早く寝ろっつーの!


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by Rune-guitar | 2015-02-14 00:13 | guitar repair
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  前回ご紹介したオリジナルキーホルダー。facebookにもリンクしていた関係で、大変ご好評いただきましてありがとうございます。今、一生懸命作っております。本業もあるのでちょっと大変になってきましたが頑張りますです。
 でもホントありがたいです。ご注文いただいたみなさま皆いい方ばかりで、お待たせして申し訳ないです。上がり次第順次お出ししますのでよろしくお願いします。

 そんなこんなで、今後の管理の為にウチのweb shopに掲載する事にしました。これなら順番も発送先も一括管理出来るので、間違いが無いからこちらも安心だしね。後は作れば良い。

 という事で、気に入っていただけましたら、ご注文はコチラ(http://runeguitar.cart.fc2.com/)からお願いします。

なんか2回続けて宣伝でゴメンなさい。次回はなんか書きますね。

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by Rune-guitar | 2015-01-25 00:53 | guitar repair

 新年あけましておめでとうございます。今年もRune Guitar Maintenanceをよろしくお願いいたします。


 昨年は消費税増税の影響で前半に仕事が集中し、その反動なのか後半はなかなか厳しい年でしたねえ。国.もいろいろ政策を打ち出していますが、僕等なんかには特に恩恵がある訳でもない、相変わらず大きな金を使う人達の為の案が多いですね。まあ、仕方ないですけどね。金銭感覚が全然違うんだから。


 さて、気を取り直して今年も頑張っていきましょう。昨年末から、急に思いついたキャンペーン(http://www.runeguitar.com/menu.html)をやっております。お近くにメンテナンスに出せるショップが無いなど、修理の度に宅配便をご利用になられてるお客さま限定。期間中、フレット交換を御依頼いただくとナット交換が無料になるというもの。ロックナットは対象外ですが、通常牛骨使用で¥5,400〜の修理なので、送料分以上にメリット出ます。しかも、修理代金¥20,000以上で復路の送料サービス(離島除く ゴメンナサイ)なので、遠ければ遠い程お得感がある企画。

 でね、今回これ用にオマケ作りました。いや、このブログ、正直これ見せたくて書いてるようなもの。コレです!じゃ〜ん!!


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本物のギターと同じ作りになっとります。

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ローズウッドと白蝶貝、ニッケルシルバーのフレットバー。

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ちゃんと指板Rも付いてます。


 どう?自分では結構気に入ってるんだけど。実際の作業と同じレベルで作ってるので安っぽさは無いと思うぞ。もちろん一つ一つ手作りなので、材や雰囲気などちょっとづつ違う物が出来るので何がくるかはお楽しみに。評判良ければ販売用にも作ろうかな。

 ま、何はともあれこの企画、ぜひご利用ください。お待ちしております。


 あれあれ、まずは2015年一発目のお話しは思いっきり宣伝でした。重ねて今年もよろしくお願いいたします。


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by Rune-guitar | 2015-01-04 21:12 | guitar repair
 いつの時代にも都市伝説とか巷の噂とか、どこまでがホントなのか、いやそもそもホントなのかデタラメなのかさえ怪しい話はあるもので、ギタ−についてもそれは例外ではない。カクカクってシカジカらしいけど、どうなの?ってな質問はよく出くわすけど、正直 ”これこそが正解で他は間違ってる” なんてことはないと思う。
 確かに間違っている情報も紛れ込んではいるけど、正解については、見る角度が違えば答えも変わってくるというのが本当のトコロじゃないかしらん。

 今回はそんな ”これってどうよ” 的な話をいくつかしたいと思う。明らかに間違っている事例もあるので、初心者の方には何か参考になる話があるかも。いずれも僕のささやかな経験に基づく物の考え方の一例に過ぎないので、あまり裏を取ったりしないように願いたい。”ああ、そんなんも有り?”くらいに考えていただければ幸いである。

 では最近訊かれた話から。ペグについて。

 かつて、クルーソンタイプとロトマチックタイプではチューニングの安定性に違いがあるように言われてた事がある。クルーソンタイプはチューニングが狂いやすくてロトマチックタイプは狂いにくいとかいう具合に。これが最近でも話に出たので、これについて少々。
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 この話は、かなり年季の入ったものには当てはまるかもしれないが、新しい物やまだガタの来てない状態では安定性に差は無いと思う。もちろん”ナントカタイプ”にもいろいろあるので、どっかの製品と日本が誇るGOTOHの製品を比較したら差が出る可能性はあるが、そうではなく、例えば共にGOTOH製のクルーソンタイプとロトマチックタイプで比べたら、ギヤ比とかグレードなど設計上における精度の違いはあれど、新品ならどちらもチューニングの安定性に差は無いんじゃないかな。強いて優劣を言うならペグそのものの頑丈さではロトマチックの方がタフ。ぶつけても結構平気だし。



 しかしこの話で問題なのは、チューニングが狂う要素は他にもたくさんあるのに、なぜかペグがまっ先に疑われる率が意外と高いコトである。本当の真犯人?は”弦の巻き方”が一番多いというのに!。これはかなりホント。
 この辺の一連の話はコチラhttp://www.runeguitar.com/SELFMAINTENANCE/anoakii.htmlを参照いただきたい。まあ、チューニングの狂いでペグが怪しい事ももちろんあるけれど、敢えて疑う順番を付けるなら

1位が弦の巻き方。2位がナットの溝(キツい、引っかかる等)。3位に弦そのもの(質とか折れ曲がりとか)。で、その次あたりにやっとペグって感じかな。

 その後もっと深みにはまっていく訳だがそれは置いといて、つまり結論は、ちゃんとしたペグならタイプでチューニングの安定性が左右される事はまず無い。但し、シャフトがガタついてくる頃にはロトマチックのが有利という程度だ。


 もういっちょペグ関連ネタ。最近各ペグメーカーではロック式ペグのラインナップは当たり前になって来た。スタイルとしてはペグの裏側からダイヤルノブを回して弦を固定するヤツが多い。確かに弦交換も楽だし便利。でも楽なのが売りって訳ではないよね。
 そもそもロックペグの狙いは、アーム使用時に弛んだ弦がキチンと元の状態に戻るよう、ペグポスト部への弦の巻き付けを無くす事。前述の弦の巻き方に対する究極の策になる。で、その辺を徹底すべく、ストラト系(段付きヘッドでペグ配置が片側6連右用)の場合、ロックペグへの交換時には、1、2弦用のストリングガイドも取っ払ってしまうという暴挙(!)も多くなって来た。
 しかし、ただ取っ払っただけでは1、2弦のテンションが弱くなってしまう。そこで、高音弦になるにつれてペグポストの高さを低くするという設計が主流になっている。これでいくらかでもテンションを稼ごうって訳。画像はGOTOHさんのH.A.Pという機能付きのマグナムロック。各ペグ毎にポストの高さを設定出来るのだ。
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 ちょっと補足しておこう。本来テンションとは”張力”、弦の張り具合を指すが、この場合はナットに掛かる圧力の意味も含んでる。ギタ−は2つの支点の間で振動している弦を音源としているが、その支点部分に付いている角度によって音色やサスティーンなんかが変わってくる。角度が緩いと弦振動はルーズなだるい感じになり、角度がキツいと振動はシャープになりハッキリした音になる。
 この弦の張り具合に関わる一連の事柄を全て、テンションが掛かってるとか掛かってないとか、キツいとか緩いとか、”テンション”という言葉を都合のいいように使っているのは僕だけではない...ハズだ。

 で、話を戻すとね、やっぱそれじゃ足らないと思うよ、特に1弦のテンション。ストラト系の段付きヘッドでは3弦でさえテンション不足気味なのに、更に細い弦と来ればより一層の角度が欲しい訳さ。テンション緩いとナット部で弦が鳴いたり、1弦なんかはピッキングの勢いでナット溝から外れてしまうケースもある。

 そんなこんな故、ストラトタイプのギタ−にロックペグを載せる場合、1、2弦用のストリングガイドは残しておいた方が無難である。不要なら引っ掛けなければよいだけの事だから。設計サイドが常に正しいとは限らないし、最終的に自分にとってはどうなのかで判断すべき事だと言える。

 てな訳でウチでは1、2弦のペグポストが低くなっていてもストリングガイドは付けるコトをお勧めしている。もちろん接触部分の滑りとかには気を配った上でね。


 最後に小ネタ。ペグを違うタイプに換えると音が変わるというのはホントである。但し、厳密には弦が巻き付いてる部分の質量が変わると音が変わるのであって、質量が同じならカタチが変わっても音は変わらない...と思う..変わらない..んじゃないかな...変わらないような気がする..かも? そんな気しない? あ、硬度とかで変わるかも...。

ん〜、こんな調子で次回ナットいってみっかね。

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by Rune-guitar | 2014-11-11 00:38 | guitar repair
 先日、どうにもうまく更新が出来なかったのでリベンジである。さっきも一回消えた。う〜む...。 さて、気を取り直して、今年の春先の事である。ウチのオリジナルの"Curion"を設計のベースにしたカスタムストラト第2弾の話しをいただいた。オーナーはもちろん前回と同じ僕の高校時代の友人である。1号器も随分気に入ってもらえたようで、今度はグンとパワーアップした内容になっている。 前回は2ハムバッキングで太めのサウンドを狙ったものだったが、今回は3シングルで一見普通のストラト。しかし、よく見ると随所にいろんなネタが満載なのだ。
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 細かい説明はウチのwebサイトに載せてあるので、ここではダイジェストでお届けしよう。まずヘッド部分では1号器同様のアングル付きヘッドストック、1ミリ前に出ている4ミリ厚ナット、そしてゴトーの新製品マグナムロックのニューバージョン、フィンガーロックの”MG-T"を搭載。ペグポストの高さはオプションも入れた3段階に設定した。
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ヒールカットは演奏性を最重視してかなり大きく取った。ヒールのみならずカッタウェイも深くしてある。
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ブリッジもゴトーの新製品。コレは一押し!。10.5mmピッチのシンクロトレモロだ。従来は11.3ミリもしくは10.8ミリの2種類で、10.5ミリは一部のカスタムブランド物にしか搭載されてなかったが、今回満を持しての発売となったのだ。弦のスキッピングが楽になるだけでなく、弦がポールピースの上に近くなる等、音質的にもメリットが多い。更に、この510シリーズのユニットはホント音が良い!。もちろんヴィンテージの音ではないが、実に的を得たサウンドである。
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そしてそして、なんとスキャロップドフィンガーボードにステンレスジャンボフレットのコンビネーション。ウッドマテリアルもアッシュとメイプルなので音の立ち上がりはメチャクチャ速い。 サイドポジションには暗いステージ上での視認性をアップさせる蓄光素材を採用。
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その他、部材やP.Uなど電装系にもオーダーメイドならではのスペックが取り入れてあるので、興味ある方はコチラもご覧になってください。


あ〜、なんとか終わったかな?最後に消えないでね。それではまた

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by Rune-guitar | 2014-09-10 21:43 | guitar repair
 大変残念なお知らせです。いや皆様にとってはお得情報ですが。

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 ウチのオリジナルギターであるCurion Coutoured の3burstに、あってはならぬキズが付いてしまいました。元々このシリーズは塗装を極力薄くする故に新品のルックスを維持する事がなかなか難しい側面を持っています。ですのでフィニッシュはヴィンテージ風のエイジド仕様になっている為、キズなんかは最初から付けてるのですが、しかーし、どこでも構わず付けてる訳でもないです。ちゃんと塩梅見ながら、ただのボロギターにならないように百戦錬磨の顔をイメージしてやってるのです。

 つまり、カッコいいキズとそうでないキズとが有る訳で、今回のはちょっと残念なタイプのものです。

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 画像は14Fと16Fの部分です。弦を挟んで指板をぶつけてしまった時に付くあのキズですね。やはり指板のキズは弦を押さえて擦り減ったものだけにしたいですよね。あ〜残念...。

 てな訳で通常価格¥320,760から値下げして特価¥249,480にいたしました。指板のキズはそのままですが、フレットのキズは消しましたので使用上の問題はありません。末永くお使いいただける方のもとに行けるといいです。

コチラのWEB SHOPhttp://runeguitar.cart.fc2.com/ca4/25/p-r-s/もご参照ください。よろしくお願いいたします。


P.S 全国送料サービス、ケースは無しでお願いしております。
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by rune-guitar | 2014-05-14 23:08 | guitar repair
 いよいよ、やっと、ようやく、ついに?本当の調整作業に入ろう。今まで予備知識的な事柄をダラダラと述べてきたので、どうかそれらが役立って欲しいところである。
 前回はどこまで話したかって言うと、まずはチューニング、そして弦高を測り、不具合の有無などをチェックして現状を把握するというトコロまで。このへんは然程難しくはないのでつまずく事もないだろう。だが、次に行う ”ネックの状態の見極め” は少々コツというか正しい見方のようなものがある。画像や詳しい解説はコチラをご覧いただきたい。
http://www.runeguitar.com/SELFMAINTENANCE/nextukuie.html
このネックの状態次第で、先ほど計測した弦高の意味が変わってくる事もある。故に弦高を測る前にネックの反りを見る人もいらっしゃるが、それはそれで間違いではない。順番はどちらが先でもOKだ。ただ僕の場合は、最初に現状の数値を頭に入れてからネックを見る事が多い。これは先にネックを見てしまうと、つい弦高を測る前にロッドを調整しちゃうから。これでは預り品のカルテを作る時に困ってしまうので、弦高はまっ先に測るようにしたのである。

 でもって、リンク先の画像は見れたであろうか?。一応参考までに1枚くらいは貼っとこう。ストラトじゃないけど、お許しあれ。

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 このようにネックの反りは必ず指板に映る弦の影を見る。指板のエッジは殆どアテにならない。そしてブリッジ側とナット側2方向からチェック。その他いろいろやってチェック。そのくらいやると、反っているかどうかと言うよりは ”どのように変形しているのか” という捉え方が出来るようになる。

 反りがあるようならロッドを調節して反りを修整する。ヴィンテージスタイルのストラトをお持ちの方はネックを外す事になるので、ちょっと大変だが頑張ろう。
以下、リンク先の内容をざっと。
 使用工具は、アジャストナットがネックエンドなら大きめのマイナスドライバー。プラスでもOKのモデルは多いがマイナスの方が無難。ヘッド側なら、フェンダージャパンは4mm、フェンダーUSAは1/8”の6角レンチを使用する(ブランドによって、稀にネックエンドでも6角レンチを使用するモデルもある)。新品で購入したのなら付属品の中に調整用の工具がある筈だ。
 回す方向は、順反りなら時計回り。逆反りなら反対に回す。注意する点は、チカラ技は厳禁。回らなかったら反対に回してみる。無理そうだと感じたらやめる。
 実際の作業についてはリンク先の解説が参考になればよいのだが、自信が無かったらとりあえずパスしてもいいと思う。次以降の作業をやってみてそれだけでも良い結果が出ればそれは良しだ。


 ネックの状態がベストになったら再び弦高を測る。元が順反ってたのなら弦高は下がり、逆反っていたのであれば弦高は上がってる筈だ。新品で購入して以来一度もサドルをイジった事がなければ、これが買った当初の状態とも言える。もし違うとするとそれは弦のゲージを変えた場合だ。

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 ストラトは工場出荷時では大抵ブリッジがフローティングでセットされている。(画像がちょっと切れてしまってフローティングっぽさがよくワカラナくて申し訳ない)
 弦のゲージを変更すれば当然張力のバランスが変わり、ブリッジの傾き加減が変わってしまう。傾斜が強くなるとサドルの位置も上がり、結果弦高が高くなってしまう。逆にベタ付けに近くなると弦高は低くなる。つまり、弦高の設定をするにはまずブリッジの定位置を決めなくてはならないのだ。この辺の話しが前々回ね。
 て、事で次はブリッジの調整。コチラ。
http://www.runeguitar.com/SELFMAINTENANCE/toremoroyunixtut.html ちなみに現状に不満が無いのならこの工程はパスして構わないが、アームを使わないのにフローティングになっているなら、悪い事は言わないからベタ付けに設定し直した方がいい。
 フローティングで使いたい方は、どのくらいアップさせたいかを考えて作業しよう。目安は3弦の開放G音を1音アップ出来るくらいが一般的。ちょっとオーバー気味にするのがコツ。

 ここまで、うまくいってるだろうか。

 あともう少し。調整らしい作業としては、ロッドとブリッジのスプリングをイジッただけなのだが、それでもこれだけの事を踏まえてやっている訳で、プロの作業はただネジ回してる訳じゃないのだ。ちゃんと着地点目指してやっているのである。それは楽器であるからには演奏性の向上であって、その一番はやっぱ弦高であろう。僕もテクニカル派のギタリスト大好き人間なので、自身のセッティングも弦高は低めにしてた時期があった。
 しかし、フェンダーの伝統とも言える半径7.25インチの指板Rを持つギターは下げられる高さに限界がある。1弦12Fでおよそ1.6mmくらいが底だ。これをもっと下げるには指板Rをもっとフラットにしなくてはならないが、その辺の話しが前々前回ね。この話しはもはや調整の域を超えるので、コチラ(http://www.runeguitar.com/R%26R/furextutoaaaaewi.html)を参照されたし。

 今回はあくまで調整、セットアップの話しなので、無理なものは無理、そう取捨選択。弦高は1.6mmでガマンするっ!。
 6弦はチョーキングする事もないので、オクターブ重視の低めの1.8mmくらいまで許容範囲にしたいが、これだとピッキングが強い人はビビるだろう。2.2mmくらいまで上げてもよいのだが、当然オクターブのシャープ率も上がる。自分の音楽性を考えて、チューニングの為に弾き方を変えるか、音質の為に多少の音程のズレは良しとするか、これも取捨選択だ。ギターのセッティングに於いて全てがバッチリまとまる事は無いのだ。(あ、言っちゃった...)
 実際の作業はコチラ(http://www.runeguitar.com/SELFMAINTENANCE/acc.html)



 さあ、いよいよ大詰め。オクターブチューニングの調整だ。
http://www.runeguitar.com/SELFMAINTENANCE/okutaa[buie.html)僕がストラトをセットする時に一番気にかけるのはこのオクターブチューニング。これを無視して他を語ってもなんの価値も無い...と思うくらい気になってしまう。特に6弦3フレットのG。ココがシャープするのがヒジョーに嫌なのだ。それとか6弦5FルートのハイコードのAを押さえた時の3弦C#。それと5弦7FルートのEのハイコードの2弦G#とか。ま、ギターは平均率故にこの辺りはストラトに限らずキレイには合わない事は百も承知。だが敢えてそれをどこまで攻め込めるかってトコロに執着しちゃったりもする訳だ。やっぱコードがキレイに鳴ると全体のレスポンスが上がった感じするしね。関連記事としてコチラもどうぞ(http://runeguitar.exblog.jp/15860582

 しかし、この調整にはいくつかハードルがある。ただその弦のサドル位置を動かしてもダメだったりするのだよ。特にストラトは。
 だもんで、このブリッジサドルの調整可能範囲をちょうど良いトコロに持って来つつ、その他の演奏性に関わる部分を決めていくように心がけてる訳さ。

 その一番要となるのが、6弦のサドルの高さである。ここは出来るだけ下げたい。ここは上げるに従ってオクターブチューニングがシャープしていく傾向を持つ為、6弦のローポジションでの音程に多大な影響を及ぼすのだ。この理由を述べると話しが更に長くなるだけでなく、どっか違う方に飛んでいっちゃったりするのでガマンするが、ともかくその為にネックの角度をイジル事さえあるとだけ言っておこう。これが何故か判ったらもうバッチリである。とことん突き詰めて欲しい。そこまで無理!という方は6弦のオクターブについてはローポジションだけ無視してください。僕も実際ここは設計上、調整という枠内では無理なのかもしれないと思ってます。


 以上、一連の作業終了。やってる事自体は難しくないでしょ?。難しいのは兼ね合いとかバランスをとるコトなんだよね。どこそこを優先する為にはどこが犠牲になるのか。それはどの程度まで許容出来るのかなんて事を、塩梅を見つつセットしていく。しばらく使ってみてまた見直すなんて事もあると思うので、これは慣れてしまうのが良い。気になるトコロをチョコチョコいじっているうちに自分にとってのベストなセットアップが出来上がる。そしてそれが ”何故そういうセッティングになっているのか” が理解出来ていれば、もう恐いもの無しだ。


 さてさて、ようやく完結したかなぁ。あとはP.Uの高さ調整とかあるけど、これはアンプ通して各ポジションの音量差みながら高さ調整すれば良い(http://www.runeguitar.com/SELFMAINTENANCE/p.unoccsaie.html)演奏性とはそんなに関係無いから今回はパスしよう。


今回も長かったな〜。つぎはギタ−と関係無い話ししたいかな。
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by Rune-guitar | 2014-04-09 01:11 | guitar repair

 さてさて、前回、前々回でストラトのセッティングを考える上で避けて通れない幾つかのポイントを紹介したが、今回はそのまとめ。実際の流れに沿って、 何故そうするのか? という事を中心に書き連ねてみようと思う。

 以前にもどっかで書いたと思うが、そうする理由というのはとても大事だ。コピー物と本物のように、一見、同じように見えても理由があってそうなっている物と、訳もなくカタチだけを真似た物では品質に差が出るのは当然の事。セッティングにも同じ事が言える。ギターのセッティングは弦高等ちょっとの違いが大きく音程に出たりするので、見た目を真似してもダメ。各部全てを目的に応じてバランスよくまとめて初めてセットアップと呼べるものになるので、それには順序や取捨選択が不可欠なのだよ。


 とは言え。はじめてストラトの調整にチャレンジする人は、何が良いのか悪いのかさえ判断に迷うかもしれないが、まずはやってみる事だ。調整というのは動かせるようになっているトコロを動かすだけなので、そう簡単に壊れやしない。注意する点は、 ”チカラまかせに動かさない” 。これだけ注意しよう。

 やり方はウチのHPのセルフメンテナンスのページ(http://www.runeguitar.com/SELFMAINTENANCE/serufumenntenann.html)も参考にしてね。

 ただ、トラスロッドをイジルのにネックを外さないとダメな場合は多少覚悟が要る。外す際にネックポケット部の塗装が欠け飛ぶかもしれないので、コレはそういうものと割り切ってトライしてほしい。またコレに限らず全て自己責任の元、作業していただきたい。何があっても責任は持てないので、あしからず。


 また前置きが長くなっているが、今回は初めに書いたそういう 考え方 のような話をしよう。よく ”物イジリは器用でないと出来ない” というような考え方をされる方がいらっしゃるが、実際器用さというのはそんなに重要ではないと思う。大事なのは ”イメージする事” であって、不具合の原因を読み解く事だ。後は黙ってちまちました作業に耐えられる辛抱強さがあれば良い。ま、これが一番手強いのかもしれないが。



 さあ、早速始めよう。どんな調整も初めにやる事はだいたいコレ。そう、まずはチューニング。そして全体のチェック。今現在のネックの反り具合と弦高を記録しておこう。ビビリなど気になる事があったらそれも。道具類はその都度記すが、ここで必要なのは弦高を測る為のスケール(http://www.runeguitar.com/SELFMAINTENANCE/ikovnatsua[ru.html)。15cmの物で良いので一つ持っていて損は無い..じゃなくて持ってないと作業出来ない。とにかく今どういう状態なのかを知るところから始まるのだよ。

 弦高は各弦基本12F上の弦とフレットの隙間を測る。スケールは0.5mmまでしか目盛りが無いが、コンマ1mmくらいまで目寸で読む。メーカーによってはこの12Fを基準値としていない所もあるが、世間一般では12Fが多いと思う。やりとりでは一応 ”12Fで” と付け加えておくと間違いない。


 そう、ちょっとお得情報を書いとこう。知ってる人は知ってるが、12F上とはあくまで弦長の中点という意味なので、例えば1Fを押さえて13Fでの隙間を測っても、2Fを押さえて14Fで測っても数値は同じだ。当たり前だけど。じゃ、何なのかというとこれは ”ナットの高さを無視出来る” 測り方なのだ。

 最近はナットが高いギター多いね。ナットが高いと見かけ上12Fでの弦高が高くなってしまうので、セッティング時に勘違いを起こしやすい。オクターブも合わなくなるしね。その他ネックが反った事で弦高がどのくらい変わったのかのを見たりも出来るので、この測り方は覚えておこう。



 話を戻して、現状を確認しながらついでに問題点も見極めてみる。自分が不満を感じる箇所を洗い出すべし。弾きにくいとか、音が詰まる、途切れる、音程が合わない等などなんでもいい。そしてそれが何に起因するものなのかを考えるようにするとどこを調整すべきか決まってくる。


 例えば弦高は普通なのにビビるとか音が詰まる場合は、ネックが順反りしてる故に見かけ上の弦高が稼げているだけで、ネックを真っ直ぐにしたらサドルが下がり過ぎていたなんて事が多々ある。弾きにくい→弦高を測ったら高かった→サドルを下げる→ビビるようになった。とまあ、こういう図式になるのだが、 ”弦高を測ったら高かった” までは良い。だが次に ”以前から高かったっけ?” が入るとそれだけで結果は違ってくるだろう。

 また、音程が合わない時は ”いつから合わなくなった?” とか ”どういう時に合わないと感じるか?” などなどちょっとした分析が行く先を導いてくれる。もしかしたらこの前弦を張り替えてからかもしれない。逆にず〜っと張り替えてないからかも? いずれも弦を張り替えて解決。これも多々ある事例だ。


 まあ、最初はピンとこないかもしれないが、とりあえずやってみよう。そのうち判るようになる。




 あ〜あ、またなんやら長くなっている。今回画像も無いし、ちょっとインターバルを取ろう。とりあえず弦高について少し話せたが、弦高は他の部分の状態を知るバロメーター役なので、まだセッティングの話しではない。これからが本題って....。


 このお題、終わるのかな...?



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by rune-guitar | 2014-02-07 01:23 | guitar repair
 ストラトのセッティングは正直難しい。いや、困難な訳ではなく正しくは面倒臭い...イヤイヤ手がかかると言うべきか。レスポール等と違って、動かせる所がたくさんあるので守備範囲は広いのだが、その分まとめあげるのは結構大変なのだ。
 とりわけ何が大変かって、ブリッジの調整。これが一番エネルギーを使う。このセッティングをベストな状態に持って行く為に、ネックの仕込み角から調整したりするのだから。。
 なんでかというのは常々何かにつけてあちこちで言っているが、要するにオクターブチューニングの為だ。ストラトのサドルは個別に弦高調整が出来る優れものなのだが、残念ながら弦のサドル頂点(支点)部分からボールエンドへの角度は調整出来ない。この点ではギブソンのチューン-O-マチックブリッジに軍配が上がる。この角度はオクターブチューニングの調整にヒジョーに深く関わってるのだよ。そのストラトのブリッジがコレ、シンクロナイズドトレモロユニット。

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 ついでに、別の所で使おうと思って作った画像だけど、コレもちょっと先に載せとこうか。ネックにアングル(角度)を付けるとはどういう事か参考になるかもしれない。

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 話を戻して、その”シンクロナイズドトレモロユニット”。弦のテンションを変化させて音程を上げ下げする”ヴィブラートユニット”の代表機種だ。俗に”アーム”と言われたりするが、アームは本来ユニットを操作する為に取り付ける棒状の部品の事。”バー”とも呼ぶが、これがギタ−からにょろんと生えているとパッと見でヴィブラートユニットが装備されてるかどうか判るので、僕等リペアマンでもアーム付いてる付いてないといった表現はよく使う。また、アームを使った奏法をアーミングと呼ぶが、トレモロ奏法というとアーミングとは全く関係無い違う奏法を指すので、この辺が初心者の方にはちょっとややこしい。


 で、このシンクロトレモロ、セッティングパターンが2種類ある。一つはアームダウンオンリー(音程を下げるだけ)の”ベタ付け”。ブリッジプレートがボディートップにベタッとくっ付いてるのでそう呼ぶ。音質的にしっかりするのと、弦が切れたときにチューニングに影響が出ないのがメリット。画像はhpから引っぱったので画像内のコメントは無視してくだされ。

ベタ付け
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 もう一つはダウンとアップ両方出来る”フローティング”。フェンダーのファクトリーセッティングはこちらだ。個人的にはコッチの方が好き。アーム使用によるチューニングの狂いが修整しやすく、表現力も豊かだ。フニャフニャした柔らかいヴィブラートがかけられるのも魅力。反面、ベタ付けに比べて音が少々細くなる、弦が切れた時に全体のチューニングが狂うという難点がある。

フローティング
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 この弦が切れた時の問題について知らない方もいらっしゃるとは思うが、説明は敢えてしないでおく。いつか現物を見た時に ”あ、ナルホドね” っていうお楽しみにしてほしい。



 てな訳で、ストラトのブリッジをセッティングするにはまず、自分がこのユニットをどう使いたいかをハッキリさせておく必要がある。好きなアーティストを真似るでも良し。自分なりに判断するも良し。いずれにせよセッティングはベタかフローティングかの二択だ。
 手間で言えばベタ付けは楽。ネックアングルさえ決まっていれば、気を遣うのはユニットの動き具合とかそんなもんで、たいして難しい事は無い。
 しかしフローティングだとそりゃあもう大変。とにかくちょっと何か変更すると他の所も見直さなきゃならないので、ベタ付けに比べたら3倍くらい時間かかるかも。1回で決まる事はまず無く大抵2〜3回(読みが甘いとそれ以上)はいじり直すので、完成予想図が頭の中に出来ているかどうかが肝だ。
 もちろんベタ、フローティング共にネックの仕込み角からやり直す事もあるので、そういう時はネックアングルが調整出来る”マイクロティルト”機能が付いていると非常にありがたい。コレね。ジョイントプレートに開いてる穴にレンチを突っ込んで中のイモネジを回すとネックの仕込みに角度が付けられる。

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この機能が無いモデルも多いので、アングル決めは割と経験が物を言う所かもしれない。角度付けりゃいいってもんではないのだ。

 以上、トレモロユニットとネックアングルの実は濃密な関係。ね、面倒くさい・・・じゃなくて手がかかるでしょ?。でも、これがバッチリ決まるとまるで別物のように使いやすくなるよ。ぜひ一度お試しを。
 ちなみにウチのHPにも同様の記事があるので、イジリ方なんかはコチラも参考にしてね。

P.S 作業は自己責任でお願いしますね。
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by rune-guitar | 2013-11-23 08:32 | guitar repair
 いきなりタイトルが長いね。うーむ、簡潔で判り易い文章を目指してるのに。前回、だらだらと身勝手なストラト話をしてしまい反省している筈なのがコレである。今回こそは無駄の無い美しい記事にするぞ。うん、たぶん..。


 さあ、セットアップ。僕にも初心者だった時(高校1年頃)がもちろんある訳だが、ふり返ってみればセッティングって何をどうすればよいのか最初はチンプンカンプンだ。なんでかってまず目的が見えてないからね。別にセッティングが適当だと弾けない訳でもなし、音が出ない訳でもない。一応使えてしまうから最初はあまり気にしなかった。
 しかし!友達で上手いヤツがいて、そいつの流暢なフィンガリングを見た時に思ったよ。

”プロじゃないのにこんなに上手いのは何かある!何か秘密が!”

 実際あったのかどうかはワカラナイし、どうでもよい。ただ、僕がギターをイジリ出したきっかけはこれだ。そう。”もっと楽して上手くなるには?”

 

 セッティングって僕にとっては上手くなる為の第2のエクササイズみたいなものだった。即効性があるのは弦高を下げる事。確かに前よりもずっと弾きやすい訳さ。こりゃあええわって事で弾いていると問題発生!1弦のハイポジションでチョーキングすると音が伸びずに途切れてしまうのだ。WHY?!何故?!

 これが今回のネタ。ちょっと画像を用意してみたよ。じゃん!

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 これは円柱を指板に見立てて、そこに真っ直ぐな物を弦の代わりに置いてみた図。真っ直ぐがなんか斜めにズレてるのは、ナット部とサドル部のピッチの違いと考えていただきたい。
 ネックって基本真っ直ぐ、実際には僅かに順反りというのが理想なのだが、これではネックは真っ直ぐだが指板面は逆反っているではないか!。判り易いようにカットビューを見てみよう。じゃん!

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 ね、中央が出っ張ってるでしょ?。これは正に逆反りである。まあ、かなり極端な図だけど理屈ではこれとほぼ同じ事。弦高を低くセットすると、あるところからチョーキング時に音切れを起こし出す。
 フェンダー系7,25"R(184mmR)の指板は、1弦の弦高を12フレット上の高さで1.5mm以下くらいまで攻め込むと発症する。ギブソン系10"R(254mmR)は1.5mm切っても平気だったりするが、この違いは指板のRの大きさによるトコロが大きい。R(半径)が小さい程逆反りがキツいのと同じになっていくのがわかるだろうか。。


 こういった設計上の問題については、弦高を高めにセットする等、止むなく不本意なセットアップになりやすいが、ストラトはそういうものだ。仕方ないのだ。ま、ストラトに限らず指板Rのきついギターでは宿命とも言える。 

 ん?なんか ”それだけ?” って感じ?。いやそんな訳ない。もちろん対策はある。でも長くなるので ”仕方ない”では困る方は代わりにココ見てちょーだい。で、まずは予備知識として頭の片隅に置いといてください。ストラトの弦高はあまり下げると支障が出やすいというコトを。

次回はその2 ブリッジを予定しているが、さらに次のその3あたりで全部繋がる予定。

まず今回は手短にこの辺で。   ちょん!
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by rune-guitar | 2013-09-21 01:05 | guitar repair