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Rune guitar

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ギターリペアと日々のコト・・・

カテゴリ:guitar repair( 56 )

 僕の製作したギター”Curion”が現在(株)石橋楽器店渋谷店様にて店頭展示中であります。一本きりですが....。修理がメインなんでね、なかなか作る時間無いのだ。HPの方には5月頃にはちょっとストラトチックなヤツも予定してるぐらいの事書いちゃったけど、ゴメンナサイ、多分、いや完全に間に合いません。こんなペースでは年間数本しか作れないなぁ。

 このギターはイメージの段階ではカラーは白(灼けたクリーム色)くらいしか予定してなかった。スクエアエッジのテレっぽいボディーはかなり色を選ぶ。なんか白以外は何色にしてもあまりピンとこないのだ。近い所でブロンドか?ッて事でアッシュトップのモデルを作ろうとしてたんだけど、その時にお店様からサンバースト無いの?と言われた。
 テレキャスターベースがモチーフなので、オリジナルプレベの代表カラーはどうなん?等と思いつつブロンドを先送りしてタバコサンバーストを作ってみたら...以外と受けはいいんだ、これが。


 しかし、今度作るコンター付きラウンドボディーには何色が似合うんだ???。OPBに近いのかストラトに近いのか。ん〜、よくわからん。て事で、カラーチャートみたいなのを作ってみた。
 画像にレタッチソフトで色付けてっただけだが、結構判り易いぞコレ。便利な時代になったもんだ。
 コンター付きに関してはボディーにアルダーを採用する事にしたので、ソリッドもシースルーも問わないのだが、一応、典型的な色に加工してみた。どう?コレ。3TSも悪くないような...でもレアカラーもいいような..。でもやっぱ白?エイジド加工は一番やり易いけどね。
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by rune-guitar | 2010-05-10 01:03 | guitar repair
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 久しぶりになってしまった。あまりにも更新が少なくて、アクセスして下さる方に少々申し訳なく思いようやくである。無精者はやだね。

 さて、そんなこんなでリペア話。最近、フレット交換がらみの検索で立ち寄っていただいているケースが多いようなので、せっかくだからまたそんな話をしようと思う。

 フレット交換の話をするたびに言ってるが、最も重要なのは指板の修整だ。フレットが擦り減るまでにはある程度の年月が経ってる訳で、殆どのネックには歪みが生じている。例えばビビるからといってもフレットの減りだけが原因じゃない事は多い。ロッドでは修整出来ない腰折れやよじれを無視してフレットだけ入れ替えても正直あまり意味が無いと思う。あるとすれば一部のヴィンテージ物だけだろう。道具としてのコンディションよりも見た目の雰囲気が問われる域のものだ。

 この指板修整、ポイントが二つある。まず指板の直線性を得るにはどこを落とす(削る)べきか、どこなら落とせるのか。ロッドが回り切ってる時は緩めて順反りさせてから判断する事で、ロッドの効きを多少復活させられる。マーチンのスクエアロッドのように調整出来ないタイプの場合は弦の張力を計算に入れておく。
 また、指板のRを維持出来るか、敢えて変更すべきか。いい加減なバリ取り等で指板の幅が狭まっているネックは多い。そのままでは本来のフレットの有効長が得られず、弦落ちしやすいギターになってしまう。Rを維持する為に多めに指板を削るか、グリップ厚を重視してRをキツくするか、悩むトコロ。ただでさえ1〜6弦間のRを均等にするのは難しいのに。しかもローポジションとハイポジションのRは同じではない。円錐指板と言って、ローよりハイはRを緩めにするのが一般的だ。

 更に、指板修整の他にもう1つ、フレットの足の太さと溝の幅のマッチングというのもある。狭い溝に足(Tungと言う)の太いフレットを入れると逆反るし、反対ならフレットが固定されず浮いてしまう。国産フレットのtungは大抵0.6mmか0.5mm、輸入物は0.022〜0.024インチ(0.56〜0.61mm)なので、僕もよく使う2mm幅のフレットは3種類揃えてる。古いマーチンは0.5mm、現行品は0.023インチ(0.58mm)、ルーズな溝には0.6mmといった感じで使い分けだ。これに加えてtungをイジル工具も使うとほぼOK。

 これらがクリア出来て初めてキチンとフレットを打ち込む事が可能になる。フレットを打ち込む作業自体は、ピタッとさせる為に気を遣うが、さして頭は使わない。後はフレットのエンド処理と軽いすり合わせ、必要に応じてナットの交換や弦高、オクターブの調整で終了。

 いやホント、指板修整は大事だよ。画像は過去の指板修整がマズいのかよじれてるようなそうでないような変なネックの指板修整ビフォーアフター。参考までにね。このギター、近いうちにHPの方でレポートするつもりで...んんん?

2012.10.13 追記
都合により、違うギターの指板修整、R変更のレポートになっちゃいました。よかったら見てね。

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by rune-guitar | 2010-04-28 01:24 | guitar repair
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この度、ウチのオリジナルギター"Curion"が石橋楽器店 渋谷店様にて展示販売していただける事になりました。これはウチのような店舗を持たない個人工房にとっては大変ありがたい事でありまして、更に僕個人にとってもうれしい事です。渋谷店マネージャー様ならびにギター担当者様には感謝しております。何卒よろしくお願いいたします。



 しかし、情けない事にCurionは完全ハンドメイド故に生産性が非常に悪い。既製品のネックとボディーで作れる設計ではないので、すべてブランク材から加工するのだ。もちろんNCとかは無いので、アナログ極まりない。そんな訳で、展示は画像のブロンドフィニッシュ1本のみとなっている。
だが、そんな事ではせっかくお力添え頂いたお店様に申し訳ないので只今Newバージョン含め鋭意制作中。やっぱり商売としてメリットの出る話でないと、お店様には相手にされなくて当たり前なのだから。

 もし、ウチのサイトでこのギターに興味を持った方がいらっしゃったら、是非この機会にお試しくだされ。Curionはリペアマンが作ったギターだ。これまでにいろんなリクエストや不具合を見て来た人間が”こうなってりゃいいのに〜”と出来上がったギターだ。そんな思いをした経験のある方には喜んでいただけると思う。



 渋谷店マネージャー様から頂いた言葉を借りれば”やってる事全てに意味がある”との事。

こういう理解を示してくれたのがとてもうれしかったデスよ。
 
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by rune-guitar | 2010-02-25 01:59 | guitar repair
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 ようやくCurionのブロンドフィニッシュが出来上がったよ。僕の工房は修理がメインなので製作は後回しになりがちだ。プロトからの手直しなんかもあったからずいぶん時間かかったけど、その分納得いく物が出来たと思う。型も作りなおしたから次からは作るの楽だな。

 目指したのは音楽を奏でる道具として、和音がキレイな事、壊れにくい事、使いやすい事、便利な事。一方切り捨てたのは、音楽を奏でる道具として無駄な装飾。オカネモッタイナイヨ。

 詳しい仕様についてはHPをご参照くだされ。runeguitar.comだよ。ウチのサイト字、多いからブログはこのへんで....。

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by rune-guitar | 2010-01-19 01:58 | guitar repair
 古いマーチンのピックガードは塗装の中に塗り込まれている。材質はセルロイドなのかな。よく縮んじゃってスルメ焼いたみたいにめくれあがったのを見かける。

 この時、ボディートップを一緒に持っていってしまい割れを起こす症状が、いわゆる”マーチンクラック”。コイツを直すには一度ピックガードを外す必要がある。割れ口を元の位置にもどす為だ。接着はニカワなので過熱で簡単に剥がれてくれるのだが、一度剥がしたピックガードは再利用出来ないと思った方がいい。表面に塗られたラッカーの収縮も手伝って、反りはほぼ戻らないしサイズも合わなくなってる。

 そういう時によく行うのがピックガード交換。普通は0.5mmの塩ビ板をカットして貼付けるのだが、本来塗り込みであるモデルにプラスティックのピカピカの外観は似合わない。ともすれば安っぽいイメージになってしまう。そんな時はピックガードに塗装をかけてやるのだ。
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 で、今、乾燥中....。


 実際取り付けるとこうなる。
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 塗り込み特有の表面のたわみがわかるだろうか?ボディートップの面がすでに変形してる事と、ピックガードのエッジの形状に起因する独特の雰囲気だ。ただ切り出してベベル処理しただけのピックガードだとすごくアンバランスな感じになるが、こうして手をかけてやるとそれなりの風格を取り戻せる。参考までに本物と比較してみよう。
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作成品

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本物

 この塗装はただクリアラッカーを吹いただけとは違う。色見や灼け(太陽光で見ると判り易い)、エッジ付近の塗料溜まりやスプレー跡なんかも考慮してるのよ、一応。もちろんギター側から型取りして、出来るだけけジャストサイズ(実際にはほんの僅か小さい)に成型し、エッジ形状の特徴なんかも盛り込んでやる。中途半端にやっても意味が無いんでね。 

ん〜、今後の課題は木目の痩せに沿った歪みの再現かな。
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by rune-guitar | 2010-01-19 01:09 | guitar repair
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 たまにね、”フレットの交換って実はすごくカンタンなんです。”ってな文章を目にする。”ちょっとコツを覚えれば...”とかね。 趣味でギターイジリをされる方は結構多い。ましてや高額のリペアなら、尚の事自分で済ませてしまいたい。そりゃそうだ。僕もそうだった。

 ただね、ん〜...ネット上のこういう文章ってウソとかホントとか白黒つけるものではなくて、あくまで ”その人の場合”という参考意見として受け止めるべきなのは周知の事。でも、やはり人によっては ”えっ そうなの!?”とか ”この間、ン万も払ってやってもらったのにぃ...”などと妙な疑心を芽生えさせてしまうのではとつい思ってしまう。友人曰く、日本人は活字(出版物としての意)に弱いのだそうだが、ネット上の文字も当てはまるのだろうか?。

 実際、個人が趣味でやったフレット交換とプロがお金をいただいて行う作業が同じレベルである事は殆ど無いと思う。あるとしたら、元プロかそれに近い経験をされている方の仕事だろう。そういう話ではない。
 多くの方が、フレット交換と聞けばやる事は、今打たれているフレットを新しい物に入れ替える作業と思うだろう。もちろんその通りなのだが、実際の作業における最重要ポイントは指板の修整、成型にある。

 そもそもフレットを交換する理由の多くはフレットの減りによるビビリ、音詰まり等だ。それをきちんとした状態にする為の大工事なのに指板の歪みを無視するなんてのは、余程の理由が無い限りナンセンスだ。アコギなんかは腰折れしてる個体も多いし、エレキでもロッドの効きが甘くなってきてるネックとか多いしね。フレット交換はそんな全体的な不具合を全部スパーッとキレイにしちゃういい機会だ。

 しかし、一口に修整と言ってもどこをどのくらい落とすのか、どの辺が限界なのかの見極めは難しい。ポジションマークやセルバインディングに気を遣い(場合によってはあらかじめ取り外したり)完成時の状態を予測して、そこから弦の張力や打ち込み後の反り等を引き算したりなんだりして決めて行く。何も考えずに真っ直ぐには出来ないのだ。

 その他、細かい所では ”いかにフレットをきれいに抜くか”。フレットの溝はフレットを抜く際に痛みやすい。特にエボニーとかね。それに元のフレットと新たに打つフレットのサイズの違いにも注意。同じ物を打てばいいってもんじゃない。溝が緩くなってきてる場合もある。

 更に、いざ打ち込みに入っても上手くフレットが座ってくれない事は多々ある。元々の木の柔かさや脆さ、フレット自体の硬度や形状など、いろんな要素が絡み合ってる事もある。それでも2、3本打ち込んでみるとだいたい対処法が見えたりするが、こういう困ったチャンには手を焼く。とにかくフレット一本一本の座る位置が、極力均等で浮いた感じ無くピタッと指板に這うような状態を目指す。どうせ後で擦り合せるから..なんて甘い事考えてるとせっかくの新しいフレットなのに背が低くなってしまう。

 注意点はまだまだいろいろある。仕事となると仕上がりの美しさなんかも問われるしね....。慣れというのはそれらを無意識にクリアしていく事なんだろうな。

 年間数十本のギターをフレット交換してても尚、僕には慣れの問題とかすごく簡単などとは言う気になれないなぁ。ん..当たり前か、プロなんだから。
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by rune-guitar | 2009-12-26 01:47 | guitar repair
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 ブリッジの貼り直しである。アコースティックギターのブリッジは経年変化でよく剥がれるのだ。原因の多くは弦の張力によるトップ板の変形で、これが引き金となって大抵は紙1、2枚程度の隙間が出来る。弦をピンで留めるタイプならブリッジが吹っ飛ぶ事は無い。まぁ、よくある症状というか、ある意味ブリッジも消耗品(変形や割れたりもする)なので、交換を考えると剥がれてくれないと困るのだ。あまりに強固にくっついてるとトップにダメージがいく。

 しかしその逆で、あんまりな接着で世に出てしまうギターも多い。コスト、生産上の都合だろうが、基本的に接着剤が効きにくい塗装面に瞬間接着剤のようなものでペタッと貼ってあるモデルって結構ある。本来なら、木の面同士を加熱や加湿で剥離可能な接着剤(ニカワや水溶性のもの)で接着すべき部分なのだが...。



 画像のモデルは国産の某有名メーカーのもの。結構古そうだ。いつ剥がれたかは判らないが、持ち込まれた時はまるでトレモロのアームダウン状態である。まさしくあんまりなヤツだ。弦を外したらブリッジもポロンと取れた。コイツを再び接着するには、まずブリッジの形状に合わせてトップの塗膜を取り除かなければならない。

 
 ここでようやく話したかった所になる。アコギのトップ板は単板ならブックマッチが当たり前。一枚の板を、本を開くように二枚に割って接ぐ方法だ。この製法上、刃物が噛む向きが左右の板で逆になる。スプルースはノミ等がちょっと噛んだだけで深くめくれたりするので木目の向きは要注意なのだ。これは塗膜を剥がす上でもかなり重要な事で、極力平面を維持し塗膜だけを取り除きたいのだから、必ずセンターを境に左右で反対の方向から剥がす。その工程で半分までいった所がこの画像。

 ま、別にあんまり大したネタじゃないんだけどね。こういう所にも気ィ遣ってんのよと言いたかっただけさァ。オソマツ。
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by rune-guitar | 2009-09-16 00:33 | guitar repair
 しばらくご無沙汰にしてしまったが、やっと手が空いて来た....という訳ではない..。

どっちかというと現実逃避に近い。まぁこのご時世、実際受注数自体はやや少なめになってきたが、内容的には以前にも増してヘヴィーだ。

こんなのとか

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こんなのとか

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そんなのが多い。かなり多い。いや、貯めこんでしまったからなのだが....。

ちょっと昔話をしよう。

 リペアを始めた頃、メインの仕事はお店さんの買い取り中古品をクリーニングして調整する事だった。そのうち少しずつ修理らしい仕事が貰えるようになり、最初はナット交換(お約束?)とかエレキのパーツ交換。

 とにかく本数をこなす。食事とトイレと寝る時間以外すべてギターと一緒。月に手掛ける本数は100とか120とかだったっけ?。今、考えるとこれも恐ろしい。でも、この時期に元の職場で付き合いのあったメーカーさんと伝票取り引きをしてもらえるようにもなったのは、パーツの消費がかなり多かったからでもある。

 そしてどれくらいしてからか忘れたが、すり合わせやP.U交換等、店頭品ではなくお客様からの預かり品をまかせてもらえるようになった。今でもそうだが、その頃の僕は自分の仕事レベルがどの程度なのか知らないが故、店頭品じゃないとなると一本のギターに随分と時間を費やしていた気がする。どこまでやればOKなのか確信が持てないからいつまでもイジってる。これは仕事が丁寧なのとは違う。仕事が遅いのだ。

 それでも何故か内容はだんだん濃くなってきて、木工や塗装がウエイトを占めてくる。リフレットやネック折れ等は既に定番だ。アコースティックではブリッジ作成交換やネックリセット等、まず接着を外すというイヤ〜な作業から入る事も多々ある。当然また接着する訳で、本来塗装前の作業をやる場合も多い。まさに先の2枚の画像。


このブログを読んで下さってる方の中にはリペアマン志望の方もいらっしゃるかもしれない。

一つ言っておきたい。

リペアは体力勝負だ。

集中力?眼力?、精神力?、etc?。 いや〜それも結局は体力だ。技術はやれば付いてくるけど体力は付いてコネ〜ぞ〜。
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by rune-guitar | 2009-06-25 00:10 | guitar repair
 製作やってる方は皆さんご自分のロゴをもってらっしゃるかと思うが、僕も今回初めてデカールを発注してみた。フェンダースタイルとでも言えばよいのか、いわゆる水転写シールを作ってもらったのだ。

 製作って技術的なものよりも販売に至るまでのノウハウの方が必要らしい。段取りというヤツか。本体の方はもう2年くらい前から手掛けて、プロト含めて何本か作ってたけどロゴのデザインや付属品(ケースとか)なんかが全部後回しになってて、結局今になってもまだパッケージが定まってない。

 ま、とりあえず初めて自分のロゴのついたギターが出来たので写真撮ってみた。ヘッドだけだけど。こんなんです。

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 全体的にフェンダースタイルを踏襲してるのでトップコート無しの直貼りだ。少数生産なので、一枚あたりの単価がバカにならない。ほとんどが版代だから枚数が多いほど単価は下がるが、生涯かけて何本作れるかもわかんないのでまずは50枚。一枚あたり¥1,000くらいになるので失敗するとちと痛い。

 でも、やっぱロゴが入ると面構え変わるねぇ〜。名乗ってる以上変な者ではござらんという証しだからかな。自分の子の門出みたいな気がするよ。後は身支度整えて、今月中にはお店に並べてもらえるのではないかという所。(なんてケースは今日発注だし、まだ保証書作ってないし、展示用のポップやカタログもしくは仕様書なんかもこれからだ)

 ね、メーカーさんて大変だなあと思うよ。1ロット何百本て単位でギターを企画、生産、販売する。当然売りっぱなしな訳も無い。アフターの事もある。幸い?ウチは修理屋だからこの点は心配しなくていいけどね。ブランドロゴってそういう責任の意思表示なんだな。

 さあ、このギターは皆さんからどんな評価を頂くんでしょうか。腹くくっとかないとな。万人に受け入れられる筈は無いんだから。むしろかなりの単一指向性ギターだし、オールハンドメイド故マシン加工にゃ適わない部分もある。

 ただし、一本一本の細かい所に手を入れられるのは手工のなせる技だ。そういう所を大事に作っていこう。出来合いのネック、ボディーで作れる設計じゃないんだから。



 でもホント生涯に何本作れるんだろう。デカール余っちゃったりして...。
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by rune-guitar | 2009-01-07 02:13 | guitar repair
 いや、あまりたいした事じゃないんだけど、この前、知り合いの若いリペアマンと工具の話をした事があって、その時にコレいいよって紹介したやつ。

 OLFAというブランド、知ってる方も多いと思う。デザインナイフは使ってる人も多いし。僕も重宝しているが、その他、これも今や必需品。
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名前忘れたけどこのミニノコ、フレットのスロットを掃除する時に非常に便利。刃厚はアサリ(いっちょまえに付いている)含めて0.4mm位なので、余裕でスロットに入る。あ、コレは短くカットしてますが。しかも溝の底面や隅っこの方だけ削れるので、むやみに溝の幅を広げずに済む。溝の中のアロンはかなりの厄介者だが、コイツと
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コイツがあると結構ラク。さしずめミニノミ。ミニチゼルと言った方が良い?
実はコレ先述のデザインナイフの根本側を加工したもの。
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こっちも刃厚は0.4mm位。ノコと比べるとアサリの分だけ厚いがギリギリでスロットに対してキツすぎない厚み。バインディング付きのフレット交換にはこの2つは大活躍だ。個人的にはSTEWMACから出てる専用工具よりも厚みや切れ味で勝ってると思う。

決してOLFAから金品は受け取ってない。誓うぞ。
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by rune-guitar | 2008-12-05 02:36 | guitar repair