またまた円錐指板

簡単に説明すると、上の表がメインで、下の2つの表はサポート的なものだ。クリックしていただくと全体が見れる。因みに入力は全て左下の表で行うようにした。
前々回でも書いたが、各ポジションでのRをはじき出すのに必要なデータは3つ。
1つ目はナット部での1〜6弦間の距離。これが表のA欄に入る。
2つ目はブリッジサドルでの1〜6弦間の距離。これはC欄に。両者とも実測値が望ましいが、一般的なギターの規格に照らし合わせたい意味もあり、それで左下の表を用意した次第である。ナット幅とサドルピッチを入力するとAとCに必要な数字に置き換えて入力される。
そして3つ目は、基準値として12F上のRをE欄に。僕はリフレットの際に行う指板修整時、まずここを何Rでいくか決めてから作業するのでこれは実測値ではない。完成予想値とでも言うべきだろうか。ナットとサドルは後で調整が出来るけど指板上の部分はフレット打っちゃってからでは修整出来ないからね。
右下の小さい表は単にインチとミリの換算用だ。左下の表で12Fの数値にはインチを入れるようにしてしまったので、ミリで入力したい時用に作っただけ。電卓代わりである。
残りのB、D、Fの欄は入力の必要は無い。表を組み立てるのに判り易くしたかっただけなので、もし皆さんがやってみる場合には入力欄はいらない。
各セルに入る計算式はパズルがてらに自分で作ってみていただきたい。A、C、Eの各欄に画像と同じ数字を入れるとあら不思議。各ポジションのR(インチの方)が、いやにキレイな数字で揃っちゃう。なんで? これ、偶然じゃなくて、なるべくしてなった数字だよね。 たぶん....。違う?
判る方、ぜひコメント下さい。ん〜、なんか情けない。