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Rune guitar

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ギターリペアマンの視点から、仕組みやパーツなどにまつわる話しを綴っています。

エレキギターの簡単なアドリブネタ

 先日、ギターのスケールについて話す事があって、久々に楽しかったのでブログにも上げてみようと。
 今回は初心者の方に贈るアドリブについての話しです。


 誰しも最初はコピーから入って、憧れのギタリストのフレーズを数えきれないくらい繰り返し練習するけど、いつしか完コピしなきゃダメなん?てなって、特にライブ盤だとスタジオと全然違ったりするもんだから、うん、アドリブでいいんだ🙂となって、ではアドリブってどうやんの?てな流れで理論を小学校からやり直すケースが多いんじゃないかな。

 もっともやり直すというよりは、ほぼ新しく学ぶ感じでしたね。僕の場合は。楽典とか買ってね。
 でも実際の所はまずスケールを覚えて適当になんか弾くというのをたくさんやったように記憶してます。とにかく楽な方に。楽典は辞書みたいな物?
 要は音が外れてなければいいんですよ。最初はね。カッコイイかどうかはその後。

 そんな僕のスケールの覚え方。たぶんアドリブ初心者の方にもハードル低いと思うので、お役に立てるようであれば読んでみてくださいませ。


 まず初めに一応音階の仕組みを理解しておいてください。この世でもっとも有名なメロディー、ドレミファソラシドの秘密(?!)



 音程。音と音の間隔は音程差またはインターバルなどいろんな呼び方がありますが、音程差の基本は全音と半音の2種類です。ドとレは全音(1音)、レとミも全音、ミとファは半音。こんな風にメロディーは全音と半音の組み合わせで出来ています。
 先のドレミファソラシドは全全半全全全半という音程差であのメロディーになる訳で、ギターに当てはめると半音は1フレット、全音は2フレットの間隔で弾く事が出来ます。

 これを実際の押さえる位置で示したのがこの画像。
エレキギターの簡単なアドリブネタ_c0179274_01530087.jpg
5フレット辺りの1、2、3弦でドレミファ〜を弾く時に押さえるポジションはこんな感じ。3つとも同じですが、音の呼び方を変えてみました。
 お馴染みのドレミ〜はイタリア、CDE〜はドイツやアメリカ(発音は違うけど)、数字は音程差を度数で表したもの。ドレミのドを1(ルート)として、何番目の音かって考え方。調性に囚われないので便利。

 因みにこのメロディーはハ長調、keyCのスケールになります。ピアノで言うと白鍵の並びがこれ。keyCもしくはAmの曲なら、このポジションを適当に弾きまくればOK。これもアドリブ。各弦とも前後に同じスケール上の音があるので書き出してみるとよい。

 さて、このCまたはAmのスケール。とりあえずこのブロックで覚えちゃいましょう。ギターはポジションをズラせば移調が簡単に出来るので、そのまま2フレット上にズラせばそれはDまたはBmのスケールになります。


エレキギターの簡単なアドリブネタ_c0179274_02060793.jpg
 これは同じ形のまま12Fまでズラしたもの。ドがソまで上がりましたね。このまま弾けばメロディー的にはドレミファ〜と同じに聴こえますが、実際にはファの音を半音上げた状態になってます。

 つまり、keyCの楽曲まるまる全てのファ(F)をシャープさせれば、ハ長調からト長調に移調した事になるんです。もちろん全体を5度上げないと元のメロディーにならないけどね。
 それを表すのがト音記号の横の調号。ファの位置にシャープを付けてkeyを指定してるんです。


 ここでまたポジションを5Fに戻して、今度は押さえる場所を一箇所だけ変えてみます。
エレキギターの簡単なアドリブネタ_c0179274_02150042.jpg
1弦7Fのシの位置を6Fに下げます。調号ではシの所にフラットが付きました。これだけでスケール上はへ長調または二短調になります。keyFまたはDmですね。
 さっきと同様に2フレット上げればこれはGまたはEmのスケールとして使える訳です。12Fの時とはルート(この場合はGの音)の位置が異なりますが、スケール上は同じなので、これでGのスケールを2つゲット。
 更にそのまま12Fまでズラせば、それは再びハ長調、keyCのスケールになります。シャープもフラットも無く純粋にドレミファソラシドなんですが、メロディー的にはソラシドレミファソ。Cスケールをソから弾いたらこうなるってフレーズになっております。
エレキギターの簡単なアドリブネタ_c0179274_02273481.jpg


 先にも述べたけど、1枚目の画像にある3番目の図は、あえてポジションの数字を入れませんでした。音名も数字で代用。こうするとどのポジションでも考えやすくなるんです。長調のルートを1として、何番目の音がどんな役割を持つか解ってくると、アドリブで何を弾いたらカッコイイかが見えてきます。 



エレキギターの簡単なアドリブネタ_c0179274_02433664.jpg
 なのでまず今回はこの2つのポジションをスケールとして覚えてみてください。違いは矢印のトコ2か所。2重マルは長調の時のルートです。
 割りとよく使うポジションなので、コピーにも役立つと思います。これの半音の所を省いたスケールはペンタトニックスケールといって、アドリブの基本みたいなフレーズになります。調性がアバウトになるので、シンプルなロックでは王道フレーズだったり。

そして段々にルートの位置や5度の位置、その前後のポジションなんかも覚えていくと、なんとなくアドリブは出来るようになります。
てか、ロックとかだとほとんど手癖フレーズなんで、今までコピーしたネタをkey合わせて弾けばそれも立派なアドリブです。

 アドリブ出来ると音楽の遊び方が格段に広がるので、ぜひ皆さんトライしてみてね。

by Rune-guitar | 2023-07-09 06:15 | いろんな事

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