さてさて、今回のお話はウチのオリジナルギター ”Curion” が中古で入荷したので、そのお知らせです。入荷と言ってもウチに入ってきたのではなく、僕も常日頃お世話になっている石橋楽器店さまに入荷しました。で、まあ当然ウチで店出し前の調整をやらせていただきまして、本日納品してきた次第です。

結局 "Curion" は3機種を各1本づつ製作しただけで、その後まだ製作出来ておりません。やっぱ修理メインなので、自分のトコの商品は後回しになりがちですね。更新も出来てないので "Curion"
とは何ぞや?って方も多いでしょうから、一応簡単にご紹介。
リペアをやっていると、いろんなギターで ”ここ、こうなってればいいのに” なんて思う事が多々あります。あまりに細かい事なので、ここでは割愛しますが、そういった部分というのは後からなんとか出来るトコロと初めからやり直さないとダメなトコロがあって、前者はリペアの範疇ですが、後者はもはや製作するのがベストな訳です。
"Curion" は僕のそういう妄想ネタ?をカタチにした物で、デザインこそなんかの模倣みたいですが、やりたかった事のメインは設計の見直しでして、詳しくはウチのホームページ >http://www.runeguitar.com/ORG.guitar/curionnewcolor.htmlを参照してね。

そのCurionの一番ベーシックなモデルがこの ”Rock” 。マホガニーボディーなので、フェンダー系ではあまり無いタイプ。ちょっと重めだけど、その分、音は太いっす。PUは本来ダンカンのアルニコ2なんだけど、これは同じくダンカンのカスタム(SH-5かな?)に変わっております。

なんか奉公に出ていた息子が帰ってきたみたいで、ちょっとかわいかったです。また、いいご主人さまのトコへ行けるといいのう。(実際、前のオーナーさんはしっかり使ってくださったようです。見りゃ判る)
さあさあ、今のところ世界に1本きりのこのギター、ご興味のある方は石橋楽器店 池袋店さまにお問い合わせください。よろしくお願いします!。